私の討論内容


私は義第30号「平成20年度水俣市一般会計予算修正案」について、賛成の立場で討論いたします。

今回の議案は議長車をクラウン約490万から、プリウス約290万に変更する修正案についてであります。今、私たち議員は市に対して行政改革、財政健全化を強く訴えております。その議員の代表が黒塗りの大型車にのって、公務にあたるのが市民、行政職員に理解されるのでしょうか?

私は今回の議長車問題で市民、特に女性中心に尋ねてみました。私が聞いた
10名の方全員が反対でした。意見として「なぜクラウン」「市議会議員は勘違いしているの」「プリウスが水俣らしい」「いっそ廃止してほしい」などの厳しい意見でした。
私たち議員は市民に付託を受けております。市民の代弁者として意見を述べ賛否を決定しなければいけません。

「魁より始めよ」の格言の如く(事を始めるには、まず自分からやりださなければならない)のではないでしょうか、行財政改革の推進、市民へのいろんなものへの負担増の説明をしなければいけない、議員のこそが、今までの黒塗り大型車を使う慣例を見直す時期にきているのではないでしょうか。水俣市から、そういった物を改革していかなければならないと私は考えます。

宮崎県の東こくばる知事も廃止を含め検討した結果、現在は黒塗りのセンチュリーから大型車ではありますがシルバーのハイブリットカーに変更しております。今までの黒塗りのセンチュリーにのって公務にあたる事は、県民の理解が得られないと判断されたからであります。また、全国で公用車をハイブリットカーに乗り換えるのは主流となっております。

安全面を心配し、セダンタイプでないと危ないという意見があります。私も二回後ろから衝突されたことがありますが、しかし今でも中型車、軽自動車にのっております。後ろからの衝突を心配だから、セダンの大型車でないといけないという論理であるなら、安全面を考えたならば、私たちはセダンの大型車以外に乗れなくなってしまいます。
体や命を心配するのはわかりますが、市民の体や命と私たち議員の体や命に差があるのでしょうか?現に市民のみなさんは中型車、軽自動車に沢山の方々がのっておられます。

今、大型車を議長車に購入する事が、時代錯誤だという観点から、今回の修正案に賛成いたします。私の主張をご理解いただき、議員のみなさんの、市民の目線で感覚で判断され、適正なご決断を期待いたしまして、私の討論といたします。

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