宮城県白石市(産廃問題)視察
宮城県白石市に最終処分場問題(管理型109万リッポウメートル,水俣市の半分)の視察に行ってきました。

白石市は平成4年に最終処分場計画が持ち上がり現在まで市、議会、市民みんなで反対運動を続け、計画から13年経った今でも最終処分場はできていません。

この間に平成10年に最終処分場の是非を問う住民投票を行い反対が94.4%でした。13年には水道水保護条例を制定し,なんとしても業者に建設をあきらめるように,いろんな手立てを行い建設阻止にがんばっています。

宮城県が許可を出さないように陳情、圧力を加えたとして、1億円の損害賠償を会社から訴えられましたが、白石市は勝訴しています。
いろんな手を使い業者側は建設を目論みますが市、議会、市民全員で反対の意思表示をして今だに最終処分場はできていません。
現在は業者側もストップした状態ですが、もし行動をおこせば反対する態度を市長は貫くと表明しているそうです。

水俣市もこういうよその事例を勉強し情報交換を行い、反対を貫くべきだと考えます。土地を確保した業者が法にのっとり計画を進めるのを止めるのは容易なことではありません。できなくするにはいろんな手を使い引き伸ばして業者に諦めさせる事も一つの方法です。

水俣市も中立なんて言わず、市民と一緒に反対と大きな声をあげて頂きたいです。
白石市役所
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